企業の社会的責任に関するポリシー

1906年に創設されたヴァン クリーフ&アーペルは、創造、伝達、専門知識の価値を基盤としたハイジュエリーメゾンです。ジュエリーとタイムピースはいずれもメゾンの遺産にインスパイアされたものであり、世界的、文化的な背景を伴うタイムレスなストーリーを伝え、ポジティブで詩的な人生のビジョンを表現しています。

自然環境への尊敬の念、従業員とコミュニティーの幸福は、メゾンの文化の一部です。このポリシーは、お客様、従業員、株主、サプライチェーンパートナー、市民社会全体に関わる企業の社会的責任(CSR)へのヴァン クリーフ&アーペルの取り組みを説明するものです。

メゾンは、ビジネス、社会、環境において持続可能な未来を作ることに全力を尽くします。CSRの中でメゾンのサヴォアフェールを共有し、ステークホルダーと連携することで、私たち全員が持続可能な開発に貢献できるよう努めます。

ヴァン クリーフ&アーペルは、その活動を展開する上で、循環型経済コンセプトをサポートします。可能な限り、直線型の“取得、生産、廃棄”というシステムを避け、革新的な循環モデルをサポートするものです。製品、部品、素材を最大限に有効活用することを目指し、常に価値あるものとして、無駄をなくします。

責任ある宝飾のための評議会(RJC)のメンバーとしてヴァン クリーフ&アーペルは、RJC実施規範にしっかりと遵守し、ダイヤモンド、ゴールド、プラチナグループのメタルサプライチェーンにおけるRJCの理念を奨励しています。リシュモングループに属するメゾンとして、ヴァン クリーフ&アーペルは、ビジネス活動を行う際に高い基準の誠実性と品位を維持し、リシュモンのビジネス行動基準に従って、確実にステークホルダーを尊重します。

メゾンは、雇用する人々の権利を尊重することを基本に、世界人権宣言と労働における基本的原則および権利に関するILO宣言に従って、協力的にビジネスを運営しています。人権への影響を対処し、監視し、軽減するため、ヴァン クリーフ&アーペルは、国連のビジネスと人権に関する指導原則を順守しています。メゾンは、全ての関係法及び規則を順守します。最後に、メゾンは、定期的にCSRポリシーとその実績を監視し、継続的に改善するための手段を取り入れます。

責任ある企業

ヴァン クリーフ&アーペルでは、強い価値とチームワークのある文化を通して、安全、健康、公平、かつ活気ある労働環境を提供します。健康と安全の指導理念は、メゾンの「Environment, Health and Safety Policy(環境、健康および安全に関するポリシー)」に記載されています。メゾンは、チームメンバーに開発の機会、ビジネス管理を行うスキルを提供します。多様性を大切にし、採用、雇用、開発、従業員維持において機会均等を奨励します。

責任ある資源調達

ヴァン クリーフ&アーペルは、その原材料の調達に責任を持つことに努め、倫理的ビジネス規範、人権、労働権、環境に敬意を表しています。また、メゾンは、サプライヤーに対しても、リシュモンのサプライヤー行動規範を順守し、こうした指導理念で彼らの事業活動のコンプライアンスを保証してもらうよう求めています。さらには、サプライヤーのコントラクターやベンダーのビジネスポリシーや規範にこうした理念を取り込んでもらうよう奨励しています。ヴァン クリーフ&アーペルは、産業組織やビジネスパートナーと引き続き協力して、完全なバリューチェーンにわたって最良なプラクティスを奨励し、長期規模での原料の持続可能性に対するソリューションに取り組みます。

環境的な責任

ヴァン クリーフ&アーペルは、引き続き、影響を少なくするために環境管理の改善を模索し、革新的なソリューションを見つけることを重要視します。これらは、循環型経済を奨励するものです。ビジネス成長に伴う炭素排出をなくし、炭素に対する内部価格を設定することで、低炭素な未来の原則をサポートします。

コミュニティー投資

メゾンは、創造、伝達、専門知識の価値を共有することで、社会の幅広い範囲を許容し、そのポジティブな人生のビジョンに関与します。ヴァン クリーフ&アーペルは、文化、芸術、遺産、教育、環境といった分野におけるコミュニティー投資活動に貢献することで、社会に対してポジティブな影響を与えられるよう努めています。